落ち着け

悪いことしてしまったな、っていう話。
今日は会社の誰もいないトイレで泣いてしまって*1ああどうしようって洗面台で固くしたティッシュで目元をどうにかしようとしていたら*2、トイレのドアが開いて、取引先の男の人が入ってきた。ええ、女子トイレに。
その人は携帯をいじりながら前も見ずにいて、それで間違えちゃったんだと思う。他部署に来るお客さんで、私は受付で対応するくらいなんだけど、まあタメ口混じりで挨拶できちゃうくらいの間柄ではあったので、びっくりし過ぎて大きな声で「ちょっと!!!」と言ってしまったのでした。
そうしたら昼休みから帰ってきたパートさんたちがその後ろから来てしまって、その人はものすごく慌ててた。
私は普段から驚きすぎたり笑いすぎるとすぐ涙が出る。泣くんじゃないくて、ただ涙だけが出る。それをよく揶揄われる。だからパートさんたちは冗談で「あーりぱさん泣かした!」ってふざけてその取引先の人をせめたけど、でも本当に慌ててた。すべてはタイミングなのに。ごめんね。

*1:わたくしの名誉と気位のために補完しますと、べつに仕事で何か遣らかしたわけでは御座いません。

*2:私は泣くとすぐにまぶたが赤く腫れてバレバレになる。夜に泣いちゃう内容の本とか読んだら翌朝もうアウト。

『ジョゼと虎と魚たち』

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]
ちょうがつくほど今更、観た。眉のふとい樹里ちゃんがえらい可愛い。おばぁがこわい。SABUが出てた。大倉孝二はほんとこういうの似合うと思う。気になってたのは『野田と申します』の江口のりこがどこに出ているかを確認するためだったんだけど、いやあ、たまげた。これが野田と同一人物とは…。



もうすぐ三銃士の公開なので、楽しみです。オーリイはロードオブザリングとかパイレーツ〜ではそうでもなかったのに、年々かっこよくなっていく。というか、私の好みの年代に近づいてってるんだろう。今回はヒゲで(こきたない感じ好き!)初の悪役(悪役好き!)だそうなので楽しみです。とかいって悪女ミラさまに骨抜きにされて帰る気がする。



あとモテキを見せられた。一緒に観たのは男の子で、だから楽しめるんじゃないのーとか思ってたけど、女の子も楽しんでるし好きなのね。私ぜんぜんダメだった。いらっとした。というかあれ、冷遇されてきた不美人にはしんどいだけな気がする。お客さん、お前らモテてんじゃん!みたいな人ばっかだったもん。もんもん。

『「冷え知らず」さんの しょうがの知恵』

「冷え知らず」さんの しょうがの知恵
このシリーズを会社でもらうことが多くて好きなんだけど、まさか本が出てるとは。生姜部っていうのは永谷園の社内部活で、2007年からあるらしい。レシピとか、冷え知らず豆知識とか、生姜部の活動とかがあるんだけど、いいなあ生姜部。入りたい…。活動内容とか歩みとかを見ていると、熱心で仲よさそうで楽しそうだ。
まだ生姜プリンしか作ってないけど、近々サムゲタンに挑戦する予定。本場な感じのサムゲタンは鶏くさくて嫌いだけど、Soup Stock Tokyoとかのは好きだから、きっと自分で作ったほうが美味しいのできそう。

『ニューヨーク、アイラブユー』

ニューヨーク,アイラブユー [DVD]
カルロス・アコスタが出てるー!!!!!
大好きなダンサーのひとりなのでだいこうふん。こんな人が父親だったら素敵すぎる。しかもこの役がまたすんごいいいパパで。勿論ダンサーの役でダンスシーンもあり。映画自体は好きなのもあったけど(ちなみにカルロス・アコスタが出ているやつは、ナタリー・ポートマン監督作)『パリ、ジュテーム』のほうが好きかなあ。車椅子の女優とパーティに行くやつと、夫婦がレストランの外で喫みながら会話するやつが好き。冒頭の詐欺師なヘイデンが可愛いです。

『冷たい校舎の時は止まる』

冷たい校舎の時は止まる  (下) (講談社ノベルス)冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)
あまり評判はよくないみたいだけど、と薦められた(笑)本。確かに批判したい人が突きたいポイントはここなんだろうなーっていうのも少しわかったけど、私はすごく面白く読めた。高校生の、こういうところを、この人は何故こんなにちゃんと覚えてるんだろう。大人びた友人や大人には「あんなことで」「そんなことで」と言われてしまいそうな、でも彼らにとっては大きなことだっていう、そういうことが。私も思春期ならではの悩みとか、人間関係とか、いろいろあったはずなのに、思い返すと全然思い出せない。特に中学とか。*1でもこの著者は覚えてる。
ミステリは普段そんなに読まないけど、おもしろかったなあ。この人の本は初めて読んだけど、他の本も図書館で予約してみた。ぐいぐい読んじゃって、最後で「おー」ってなって。今はもいっかい最初から読み返しているところ。「これきっと後で関係あるんだろうな」って思ってたものも、気づけていなかった伏線も、無粋かもしれないけど二回目なら見える。


ところでこの本を見つけた経緯。掃除をしていて大学のときのいろいろノートに、「冷たい校舎の時は止まる」って書いてあったのを見つけた。これ書名かなーと思って検索し、図書館で予約して借りてみた。たしか「最近面白かった本教えてー」とか言って誰かに聞いたんだろうけど、それが誰か思い出せない。気に入ったので読んだよって言いたいんだけどなー。

*1:当時はやなこともあっても楽しいこともあったし、その頃からの友達は今でも大好きでよく会うけど、具体的なことになるとびっくりするくらい覚えてない。この間も同じ小・中の幼馴染で飲みに行ったけど、覚えてなさ過ぎてあきれられた。

最近観たもの。

海外ドラマは毎日のように観てるけど、映画DVDはちょっと久しぶりだ。





雷桜 スタンダード・エディション [DVD]

キャストがキャストだから期待していたのだけれど、よくもなく悪くもなく。原作が好き過ぎるのがいけなかったかな。でも読んでた当事はまだ岡田将生って出てきてなくて、誰がやるんだろうって思ってた。合ってると思う。あと斉道の従者のひとりを忍成くんがやってて、しかもべつに見せ場もなくて面食らった。忍成くんの無駄遣い?あ、もうひとりの従者は若葉竜也



宮廷画家ゴヤは見た [DVD]

えーーーーーーーーー。って感じ。確か公開当時は「それは、立ち入り禁止の愛」ってあったけど、どこに愛?あらぬ嫌疑をかけて異端審問で拷問を受けることになった元凶のくせに「力になる」とか言っておきながら聖職者のくせに牢屋で孕ませて、それが原因でイカれたことの、どこが愛?本と違って映画はヨディズムじゃないけどいいとこ見つけて褒められるけど、この描かれ方が気持ち悪くてナタリー・ポートマンのうつくしさをもってしても無理だった。
恋愛っていうのは対等なもの同士がするもの*1で、そうじゃなきゃ成立しないはずで、こんな自由を奪われてまともな判断もできないような状態じゃ、愛なんかじゃないと思う。そしてハビエル・バルデムはやっぱ顔がすんごいこわい。



メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 スペシャル・エディション [DVD]

くすっと笑えるところが本当に私にはツボ。何回目かしらこれ観るの。最初は宇宙人ことトミー・リー・ジョーンズ目当てだったのに、観るたびにバリー・ペッパーがいい感じ。地味だし明るい話でもないけど好きだ。


あと会社の女の子におすすめされた『ジェイン・オースティン』をこれから観ます。彼女はジェームズ・マカヴォイのファン*2で、もうこれはレンタルじゃなくて買いです!ってゆってた。確かにこの人はこういうちょっと時代がかったやつが似合ってかっこいいよね。

*1:だから私はゲイはどうとも思わないけど、小児性愛者は性的嗜好ではなく病気だと思ってる。

*2:不動の2位って言ってた。ちなみに1位は殿堂入りらしいオーリイ。