2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『神去なあなあ日常』

面白かった。前に読んだ『漁師志願』にも少し似てるかな。お話云々も面白いんだけど、林業についての知識がいろいろ詰まっていて、そこに夢中になった。あと48年に1度の大祭のところはもう、圧巻。 この中に、「ヨキ*1が町で生まれ、山の仕事を知らずに育っ…

会社のこと。

いまの会社3年めで、うちの部署には何人かのパートさんがいるんだけど、これがまた難しい…。

『菊池亜希子 おしゃれのはなし。 ずっと変わらず好きなもの』

はー可愛い。 大好きなモデルさん。下手なファッション雑誌よりよほど読み返してるし、きっと長く見返すと思う。 はー可愛い。

『告白』

読んだのは映画化が決まった頃だったけど、つい最近やっと映画のほうを観たのと、会社の人たちと話題になったから。いやしかしこれがデビュー作ってすごいよね。 話題になったのは、誰がいちばんこわいか。なんか『悪人』のときもそういう話したな。最初は少…

『虚ろ舟』

この人の著作はすべて読んでいるし、大好きなんだけど、これはちょっと異色作。知りたいから読んだけれど、とても「ああ面白かった!」とは言えない本。『泣きの銀次』シリーズの3作目で、銀次ももう50歳。このシリーズは本と本の間でかなりの年月が経つので…

『家族の深淵』

好きな書き手です。この人の日本語が好き。作家ではないので書き手、と呼ぶけど、ギリシャ文学についても研究者といっていいくらい詳しい人だし、文章もいい。最近よく名前を聞くと思ったら、震災の影響なのですね。これは往診先のいろいろをつづったエッセ…

『星間商事株式会社社史編纂室』

OLの生活だってドラマティックだし波乱万丈だよっていうお話があってもいいな、と思っていたときに出会った本。でもサラリーマンの悲哀あるあるじゃなくて、社会人じゃないYA世代が読んでも面白いもの。そういうのがあるといいなと思ってたら、あった。すご…

『赤朽葉家の伝説』

桜庭一樹の本は当たり外れが大きいけれど、これはすごく面白かった。お風呂で読んでのぼせた。 製鉄業を営む旧家赤朽葉家の女三代記。やっぱりひとりめの女、万葉のパートが面白い。 すべて読み終わっていちばん印象に残るのは豊寿さん。いちばん濃く強いキ…